鶏肉の部位について


◯もも肉

筋肉質でややかたいですが、旨味とコクのある味です。タンパク質や脂肪はもちろん、鉄分も多い部分。からあげに最もよく使われます。

◯むね肉

脂肪が少なめでタンパク質が多く、肉質はやわらかいのが特徴。味があっさりしているので、焼き物や揚げ物など油の風味を活かした料理に適しています。また、淡泊さを活かして蒸し物でもおいしく食べられます。薄切にしてシャブシャブにしても上品な味が楽しめます。

◯ササミ

1羽に2本あり、牛や豚でいうヒレの部分。つやつやでふっくらとした、タンパク質が最も多い部位。やわらくて脂肪が少なく、淡泊な味です。ダイエット中の方にも、運動をする方にも人気です。さっと茹でてから冷水につけてから、割いてサラダに入れて食べられる方が多いようです。

◯砂ずり

胃の筋肉の部分で、コリコリした食感が特徴。内臓でもクセがあまりなく高タンパク。焼き物や揚げ物に利用されます。味付けは、塩で食べるのがあっさりしていて、砂ずりの淡泊な魅了を最大限に味わえておすすめです。

◯鶏レバー

肝臓の部分で、ビタミンAや鉄分を多く含みます。生姜を入れて甘辛く煮たりしても美味しいです。香味野菜とともに焼いたり炒めたりすると、食べやすくなります。

◯手羽先・手羽元

鶏の翼の部分で、手羽先と手羽元に分かれます。脂肪やゼラチン質を多く含む部分で、肉と皮のバランスを楽しめます。スープにも揚げものにも適しています。

◯つくねミンチ

鶏ネックと胸なんこつを粗挽きミンチにし、2時間以上煮込んだ「丸鶏がらスープ」を加えて作ります。噛むと味わい深い肉汁が口の中に溢れ出します。鍋に入れるだけでダシに旨味が増します。フライパンで焼くだけでつくねハンバーグになり、子どもにも喜ばれる簡単で美味しい川崎食鳥のつくねミンチ。鶏のネックの弾力と胸なんこつのコリコリとした食感が人気の商品です。

◯鶏ネック

鶏の首の剥ぎ身で一羽からわずかしか取れない部位です。よく動かす首の部位で、身がとてもしまっていて、もも肉よりも脂身が多いのが特徴。食感に弾力があり噛めば噛むほどに肉汁がでてくる味わい深さが特徴です。

◯チキンロール

脂となんこつを切り取った鶏ネックを紙筒に詰め、ガスオーブンでじっくり焼きあげます。川崎食鳥オリジナル鶏肉の純正ハムは、お酒のおつまみに、お弁当のおかずに、また、おせち料理にも最適です。